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2006.04.08
近海物 活造りにて進級を祝う (浜金谷)

アクセス;
 JR内房線―浜金谷駅
行程;
 千葉〜浜金谷

カメラ
 NIKON COOLPIX S3

 (画像添付時に圧縮)

 勤め先が所属している健康保険組合の施設はいくつかあるが、その利用料ときたら、どこも途方もなくリーズナブルだ。だから我が家では、旅行といえば、もっぱらこれらの施設を利用することが前提(暗黙の了解)となっている。

 施設の所在地を紹介すると、長野の白樺湖、三浦海岸、箱根強羅、そしてここ房総の浜金谷。

 浜金谷(内房)は当然のことながら海の幸が豊富で、電車を利用する際の乗車時間も程よい。移動そのものに大変な思いをするわけでもなく、家族旅行にはうってつけのロケーションだ。少し変則的なコースとなるが、東京から一旦三浦半島側に向かって久里浜まで行くと、東京湾の最短部を横断するフェリーでのプチ船旅も可能となる。(実は私は船が大好きなので、何回かはこのコースを利用している)

千葉

千葉モノレールへの乗り換え
千葉駅から千葉モノレールへ、実は道に迷っている
モノレールにわくわく(千葉中央駅)
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 今回の旅では、千葉県側の富津(ふっつ)海浜公園やマザー牧場、などという途中の目的地を目指すこともなく、<ただ旨いものを食べてのんびりする>のが目的だ。

 そんな中で今回の寄り道は、千葉市にあるTEPCO地球館だけなのだが、そこを寄り道先として選択したのにはもう一つの目的があったのだ。実は、 鉄子と鉄チャン(家族はともに軽めの鉄道マニアである)は、私にはよく判らない目標をしっかりと設定していたらしい。

 「なぜ千葉市へ?」 というのが、当初の私の正直な感想だったのだが、この都市には千葉モノレールが存在していたのであった。

 千葉モノレール。
 これに乗れば、2人は関東での都市モノレール(羽田、多摩、湘南)を制覇するらしいのだ。

 訪れたコースは、「千葉中央駅」から「ちばみなと駅」へ向かい、そこから引き返して 地球館がある「市役所前駅」へのピストンであった。

 この都市モノレールは、千葉市内の繁華街の頭上を通る設定であり、乗ってみると目の前の間近なところにビルが立ち並び、大きな公園の全体を頭上から眺められる。見下ろした公園では、ちょうど桜が満開であり、私としては思いのほか楽しむことができた。
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千葉

TEPCO地球館にある回転木馬
TEPCO地球館の館内にはなぜか回転木馬がある。ちなみに無料。
 TEPCO地球館の体験?学習ブース

地物

旬の真鯛、活き造り
 地物の真鯛  
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パターゴルフ

狙いをさだめて、ホールインワン!健保の施設にあるパターゴルフ。すぐ前は内房の青い海だ。
 金谷駅前の干物屋さん 
  金谷名物、駅前にある地物の干物屋さん

  干物も、新鮮さが大切。

 保養健康保険組合が運営する所には大きな浴場がある。風呂にいくつもある湯船につかってすっかり寛ぐと、楽しみにしていた夕食の時間だ。金谷では地物の真鯛が旬で、コースになっている10品ほどの懐石風和食の主役も鯛を利用した「海鮮しゃぶしゃぶ」であった。

 実は食事前に、子供の進級祝いの意味もあって特別料理となるお造りを別途注文していた。このため、本来のコース料理とあわせてテーブル上はすっかり鯛づくしとなった。

 豊かとはいえない我が家では、地物の真鯛なんて滅多に食べられるものではない。私としては最後に残った骨の周りの厚い身がもったいなくて、はしたないのは承知の上で家人に頼んで、鯛茶漬けを作ってもらった。

 魚好きの子供はもちろん大はしゃぎで、鯛の口をこじ開けてみたり、残った身をスプーンでこそげとって「中落ち」を作ったり、楽しい時間を過ごしていた。

 私たちにとっては、地物の魚はもちろんだが、子供の笑顔が何よりのご馳走となった心温かな春の一日であった。
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宿から金谷港を望む
 
金谷漁港の防波堤のスケッチ
子供が描いた海
  子供が描いた海
 
  (翌朝見ると茶色の岩に釣り船が接岸し、
  たくさんの釣り師がサオを振っていた)