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アクセス;
JR京葉線―舞浜駅よりモノレール
カメラ
Nikon CoolPix S3
(いずれも画像添付時に約30%に圧縮)
東京ディズニー・シーへ行った。
さいたま市からは、南浦和か武蔵浦和で武蔵野線へ乗り換えると比較的楽にアクセスができるが、休日の朝は武蔵野線の営業本数が少ない。そんな訳で順当に上野へ出て、そこから東京駅へ向かい、京葉線を利用した方が安心できる。
JR京葉線の舞浜駅からは、ディズニーランドやディズニーシー、ホテルエリアを周回する「ゆりかもめ」のようなモノレールのような「ディズニー・リゾートライン」があり、それに乗れば徒歩での移動を省略できる。
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Optioは、子供に貸し出すことにした。

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舞浜駅から歩くにしてもたいした距離ではないが、ワクワク感からすれば、車窓からの景色も楽しめるこのリゾートラインのりようがお勧めだ。
窓枠やつり革のデザインが「ミッキー」型なので、もうここからディズニーワールドが始まる。 (都市モノレール制覇を狙う、我らがプチ鉄道マニアは当然のようにこの路線の乗車を選択したのであった。)
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窓枠にご注目 |
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園内はいくつかのパートというかエリアというか、それぞれのテーマに沿ったデザインがされている。エリア一帯の建物が南欧風だったり、ベニス風、アステカ風、アーリーアメリカン、はたまた地底都市だったり、それぞれに趣向を凝らした特色のある都市が形成されていて、それだけでも楽しめる。
そして、それぞれの地域にはそのテーマになじむアトラクションが複数用意されている。(それぞれの地域の名称を正確にいうと、入り口から時計回りに、メディテレーニアンハーバー、アメリカンウォータフロント、ミステリアスアイランド、ポートディスカバリー、ロストリバーデルタ、マーメイドラグーン、アラビアンコースト、の七つの海だ。)
中央の<ミステリアスアイランド>にそびえる火山島を望む中心部に大きな海<メディテレーニアンハーバー>があり、この海を取り巻く形でいくつかの趣の異なるエリアがあるが、洞窟や高低差を巧みに利用して区分けをしている。
移動していて気が付くと、別の地域に居ることになる。観客を飽きさせない工夫が巧みに施されている。
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それぞれのエリアのデザインにテーマがある。

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プロメテウス火山がいきなり噴火した。
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私たちが到着したのは、ちょうど開園の少しあとだったので、受付も込んでいない状況だったが、入ってみるとちょうど眼前のプロメテウス火山が炎を上げて噴火したことろだった。
その噴火に誘われて、園の奥にある「ネモ船長の秘密基地」のある<ミステリアスアイランド>へ向かったのであった。
いわゆるマーケティングは勿論だが、心理学や行動科学なども含めて充分に研究されつくしているだろうから、この噴火も多分、入り口の混雑を緩和するために園の奥へ誘導する計算なのだろう。
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はじめのアトラクションは「センター・オブ・ジ・アース」となるのだが、ファストパス(時間指定の優先整理券)チケットを取っておいてノーチラス号が停泊している横に抜けていき、空いている次のアトラクションに行くことにする。
「海底2万マイル」は、小さな潜水艦で海底探検ができるアトラクションだ。球形の窓は写真のように空気の漏れがあり、本当に深海を探検している気分になる。窓の外もサーチライトが光るので、よく観察できるが、深海の生物だけでなく海底都市があったり、機関が故障して浮上できなくなくなるアクシデントがあったり、楽しい海の冒険ができる。
まだ、「センター・オブ・ジ・アース」の時間には間があるので、別のエリアへ移動だ。
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まるで、深海にいる。気分満点の潜水艇の旅 |

ネモ船長のノーチラス号、発見
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アステカの遺跡(太陽神への生贄台?)のようだ。 |

不時着した、複葉機発見。
この先には、<ロストリバーデルタ>の
古代神殿が広がる。
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複葉機が不時着している川をわたって、さらに奥にある<ロストリバーデルタ>に向かう。そのエリアのメインアトラクションの「インディー・ジョーンズ アドベンチャー」を目指したのだ。
その前に、川のほとりのアステカの遺跡の横を抜けて、評判のホットドック(エクスペディション・イート)を食べて少し休憩だ。
「インディー・ジョーンズ アドベンチャー」はジープでの迷路探検だが、私たちは運よく最前列に乗ることができた。走り始めると、映画のストーリーと同様に様々なものに遭遇する。地面を覆い尽くす人骨や無数の蛇などだ。そのような各シーンのいたるところでインディーが活躍している。天井からぶら下がっているインディーに会った後は、特に圧巻だ。私などは、心底絶叫してしまった。(・・・どんな驚きがあるかを書いてしまうと、行ったときの楽しみが無くなってしまうので止めておこう。)
家人が、手荷物をロッカーに預けると急に言い出した訳が、乗ってみて判った・・・。
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インディーの待つ古代神殿へ向かう |

このジープが、結構スピードが早く、スリル満点だ。
(ストロボ禁止のため、ブレはご容赦願いたい)
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一旦、最初にファストパスを取っておいた「センター・オブ・ジ・アース」に戻ることにする。
私たちが乗って出発しようとする丁度そのとき、「安全装置」が作動し急停止してしまった。その後、しばらくそのままで待っていても復旧せず、結局アトラクションは一時中止となってしまったのであった。最終的には復活したので、再度ファストパスをとった。だいぶ遅くなってしまったが、午後の四時過ぎに乗ることができた。
プロメテウス火山の頂上近くから絶叫の声と共に急に姿を現していたのは、このアトラクションの地底装甲車だったのだ。
暗闇で数回回転して加速しながら、突然空中に躍り出て (この日は小雨交じりだったので、視界は青空ではなく真っ白であった)、その後急加速しながら再度地底へ潜り込む。真っ白な世界から、一瞬の間、海に浮かぶ船などが視認されるが、すぐにまた暗闇の世界となる。それはフラッシュバックを見ているような錯覚が起こるのだが、子供の感想ではこの瞬間に「軽く失神していた」ということだ。(多分、視界に広がる真っ白な世界が、「失神」とうイメージとなったのであろう)
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<アラビアンコースト>へ向かう
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綺麗なアラブの波止場の様子 |
そのまま奥のエリアを進むと、次のエリアの<アラビアンコースト>となる。
静かな入り江には、海賊船が係留されている。この波止場前から広がっているのはアラビアの下町だが、さらに進むとモスクを中心とした王宮風のエリアとなる。
中心部に進んでいくとカレーやタンドリーチキンなど、おいしそうなランチがあり、ゆっくりと食事が楽しめる。私たちはインディーでの「びっくり」が覚めやらず、わいわいと楽しさを思い出して騒ぎながらソフトクリームとピタサンドで休憩した(サンタルズ・オアシス)。
ここではメインのアトラクションとして、「シンドバット・ストーリーブック・ボヤージ(シンドバットの冒険)」が体験できる。
妙にリアルな動きの人形達が主役だが、『自分の心のコンパスを信じて進め』、という長老からのいやに説得力のある教訓に励まされて、シンドバットの冒険を追体験できる、ミュージカル仕立てのアトラクションだ。
綺麗な星空や花火が楽しめ、なんだかほのぼのとして、これは息抜きとして丁度よい。
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アラブの下町の様子 |
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そのまま回り込んで入り口の方へ戻ってくると、実に雰囲気のある町並みに出会う。 <メディテレーニアンハーバー>を取り巻く都市だ。
パンフレットでは、『ロマンチックな南ヨーロッパの港町』 とあるが、雰囲気から察するとポルトガルあたりの町並みを模しているのだろうか。
石積みの壁と石畳の街中を歩くと、なんだか別の国に居るような気分になってくる。こんな雰囲気の場所なら、しばらく過ごしてみたい気がする。
朝市が開かれてる波止場を散歩したり、カフェから港を眺めて美味しいコーヒーを楽しんだり、などと、ついつい想像が膨らむのであった。
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なんなら、ここで生活してもいいな・・・
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さらに、入り口を中央の海に沿って回り込むと、南ヨーロッパの町並みから、今度は切り取られたベニスの街が出現する。
ここでは、船頭が漕ぐ「ゴンドラ」に乗ることができるが、丁度、中央の海で行われるショー(レジェンド・オブ・ミシカ)のため、周辺のアトラクションは一時中止となっていた。
いつになるか判らないが今度来た時のために、ゴンドラに乗るよう、楽しみを取っておこうと思う。
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さらに回って、<アメリカンウォーターフロント>に向かうことにする。
そこから出発する「エレクトリックレールウェイ」で、ゴールドラッシュに沸く建物郡を見物しながら、ゆっくりと時空を越えた街へと向かうことにする。
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開拓鉄道に乗る。
しかし、電車があれば乗らずにはいられないのか? |
<メディテレ−ニアンハーバー>での水上パレード
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「エレクトリックレールウェイ」が着いたのは、<ポートディスカバリー>のエリアだ。
ここでは、「アクアトピア」で小さなビークルに乗ってくるくる回って楽しめる。右と左の2区域があり、それぞれに軌道が違う。 どちらも楽しもうと2回連続で乗ったが、よく観察すると同じ乗り場からでもビークルの番号によってプログラムされた進路とコースが違うようだ。噴水の間を抜けたり、突然方向を変えたり、バックで突き進んだり、くるくる回転したりで、思いのほか目が回る。
子供は、どうしても滝のまじかに行くコースが試したくて、さらに一人で2回も乗ったのであった。すいていたのでよかったが、込んだ日だと、こうは行かなかっただろう。
乗り終わると、丁度水上パレードが始まるところだったので、最初に通った休憩のできる家並みのところから見物することにした。
次々に現れる船(中には火を吐く龍も居る)と、中央の花火、豪快に水上を疾駆するウォータバイクなど、見ているとお祭り気分になる。海を取り巻く全方向から楽しめるし、海岸では物語を手話(体全体を使かったパフォーマンスになっていた)で通訳する演出で、こうしたところはさすが娯楽の「ディズニー」であり、関心してしまう。物語の内容もよく構想されている。
パレードが終わったら、またエリアに戻って「ストーム・ライダー」のアトラクションを目指すことにする。
「ストーム・ライダー」では、なぜか、家人が途中で帽子をかぶりはじめ、子供にもフードを被せた。不審に思っていたら、アトラクションが進むにつれてその訳が理解できた。「ストーム」でのアクシデントに備えたのだった。私は準備をせず、ひどいことになった。(でも、内容を知っていたら、少しつまらなかったろう)
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さて、小雨交じりのつゆの最中でもあり、
この日はかなり空いていた。
多くのアトラクションを楽しめたが、
ファストパスの取り方の作戦もあるが、
空いていたことがやはり大きいだろう。
園内で見つけた「隠れミッキー」だ。 |

<八景島シーパラダイス>に行って以来のちゃんとした海の遊園地(というかテーマパーク?)なので、充分に楽しもうと、家人がガイドブックなどでリサーチしたファーストフードの数々。(いくつかの名物アトラクションもリサーチ済みだったようだ)
私は、屋台物が大好きなのだが、家人のチェックのお陰で、何度も美味しいものが楽しめた。
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