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アクセス;
さいたま市中央区;南与野駅から北与野駅(ほぼ埼京線沿いに自転車) 20Km程
カメラ;
Ricoh CAPLIO−GX100 24mm-72mmF2.4
(画像添付時に約70%に圧縮)
普段は徒歩で出掛けることが多いが、スピードメータを直してからは自転車での出動が増えている。
以前、ねだられてメータを付けた直後は最高速度を記録したくて、よくスピードが出せる公園(首都高新都心線の地下トンネルの地上部)へ行った。見通しが良い直線の全天候対応地面(舗装されたランニングロードと同じ感じ。と思ってもう一度確認すると、四角形のブロックが敷き詰められていた)で、常時無人の状態であり安全にスピードトライアルが出来る。
メータが壊れて大分経つが、先日フロントフォークに着けたセンサー部分を付け替えて機能が復活した。それで、俄然、興味が戻ってきたようなのだ。そんな訳で、このところ温かくなったこともあり、特に自転車の出番が多くなっている。
ただ、興味の対象は、最高速度から積算距離になっているようだ。どうがんばって漕いでも時速42km/h以上になる速度の更新が無理なのが分かったせいかもしれない。子供としては、結果がぐんぐん積み重なる積算距離の方が、モチベーションが高まるらしい。
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子供が訴えるには、NARUTOのコミックのある巻が欲しくてずっと探しているらしい。
南浦和に「Book-□ff」があって、その店舗はコミック本の在庫が豊富なのだが、少し遠い。この店と与野本町の「古○市場」、それから大宮桜木町の「xx書店」などを目当ての巻を見つけて廻りたいが一緒に行って欲しい、ということらしい。
別に、構いませんよ。一緒に行くだけなら・・・。
でも、それで収まるはずは無く、コンビニでおやつの調達だったり、カードが置いてあれば欲しくなったり、回転寿司が急に食べたくなったり、する。
だから、ついてきて欲しいのは、どちらかといえば私の財布だ。それに、予定していない何かを買った場合の、家人への同意を得る理由立て、または言い訳の材料になる、ということを期待されているようだ。
この際、理由はともかく、ぶらりとのんびり楽しめるのは結構な事なので、好んで出掛けることにする。
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南浦和の古本屋さんで目的の本が見つかった。目的達成で一安心したためか、案の定、回転寿司が食べたいという。どうせなら、与野公園まで漕いでいって「善天」でおいしい蕎麦がいいと言ったのだが、あえ無く却下されてしまった。
近くには、5皿食べるとルーレットが廻ってカプセルのおもちゃが当たるチェーン店があるのだ。全品定額ですこぶる安いのと無添加とを売り物としている。添加物というのは、合成甘味料、保存料、人口着色料、化学調味料のことで、それらを使っていないのが店のポリシーということだが、とすると、他店ではどんどん使っているのだろうか?。どれも、寿司にはそぐわないイメージの物なので、どんな具合に添加するのか想像が出来ないのだが・・。
この界隈の回転寿司で一番美味しいのは新都心のショッピングモール、コクーンにある「美登利(みどり)寿司」だが、いつでも行列ができていてなかなかすんなり入れない。ネタによって値段が数段階になっているが、安いものでも驚くほど美味しいしサービス品などもあって気が利いている店だ。
これから行くつもりの店も込んでいるが、その混雑は美登利寿司の行列とは少し性質が違うように思う。職人さんが目の前で握ってくれる人気店と比較しては間違いだろうが、この店の均一値段を考えれば青魚(あじ、いわし)などは十分な美味しさだ。混んでなければ好きな店なので結局食べることにした。
「ハマチのたたき」を初めて食べた。その昔、前橋では「うちははまちは握りません」とい頑固なオヤジががんばっていた寿司屋もあったが、はまちは好きな握りだ。軍艦で、鯵のたたきのようにしてあって、食感があり美味しかった。
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このあたりには、白サギや鴨が居る。
だが、さすがに敏感で、 近づくとすぐに飛び去ってしまう。
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南与野から与野本町までは埼京線で一駅の区間で、歩いてもさほどの距離ではない。
せっかくなので、以前、散歩をしていて見つけた小さな川岸の道を子供に教えてやる事にする。この小川の縁を行けば、南与野から与野本町駅前まで行けるのだ。すぐ脇が住宅地で、それはあたかも下町の路地のような雰囲気の小路なのだ。自分の土地ではないはずなのに路上植物園の様相を呈している場所もあって、ますます下町の路地に様子が似ている。
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与野本町駅の近くまで来ると、川岸の脇が住宅外から畑地になる場所がある。この一角に案内板が建っていた。「ドングリの森」というプロジェクト(トラスト?)であるらしい。
植樹の途中のようで、整理された区画に均等に苗木が植えられている。このあたりは中央区の公園予定地であり、植樹の運動の話を聴いた覚えがあるが、詳細がはっきりしない。自分の手で植えた木が、森の一本となったらさぞや気分がいいだろうと思う。
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その「ドングリの森」予定地(?)から少しの距離で、与野本町の駅となる。今まで岸辺に沿って走ってきたが、駅前の通りまで来るとその小川は地面に入って姿を消してしまう。流域としては上流がどこか分からず、滝も溜まりも何も無く忽然と川が始まるのだ。
本町駅前で少し寄り道をして行こう。駅前は薔薇の花壇になっている。さすがに薔薇の街「中央区」だ。埼京線の高架下の長い駅に沿って花壇が続く。駅の施設だけでなくちょっとしたショッピングモール(スーパーやレンタルビデオと本、各種飲食店、託児所などが高架下に複数入っている)となっているから、その面積はかなりのものだ。
与野公園の薔薇は、毎年旬の時期に出掛けているが、駅前の長い花壇のこちらも、季節には鮮やかな花で満ちてさぞや壮観なことだろう。
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与野本町駅から北与野駅側(上流)へは、辿って来た小川が無くなってしまうので、ほんの少し離れた「霧敷川(きりしき)」に沿って行くことにする。幸い、我が家の近くの八幡(はちまん)通りまでは、川の横の土手脇に細い通路が設けられている。
通路というより、桜が岸辺に沿って一列に植樹されていて、その根元を通れるといった方が適しているかも知れない。その通路の道幅はおよそ1mほどだからだ。桜が満開となる頃には、素晴らしい景色が楽しめる抜群の散歩道となる。
川沿いに通路を進み、中央区の区役所(旧与野市庁舎)を過ぎ、体育館の横を少し行ったところに古くからの和菓子屋さんがある。ここの桜餅やお団子が美味しく、このあたりに来ると買って帰る。今回も、「草団子のあんこ」と焦げ目のある「みたらし」を買った。
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川に沿って、往復で二時間ほど走っただろうか。
途中の細い路地のような岸には、ホトケノザが盛んに咲いていた。生活感溢れる様子なのに、その川面には鴨が飛来している。川岸が土の土手であり、柔らかく草が覆っていたり、岸脇には葦が茂っていたりするからだと思う。
これだけ温かくなったのだ。鴨達は、じきに渡ってしまうかもしれない。あるいは越冬だけでなく、定着してしまっているのかもしれないが、どうなのだろう。(そういえば、夏場は見かけないので、やはり「渡り」だろうと思う。)
なんとなく、温かな気持ちになって、買ってきたお団子がまた美味しい。美味しい日本茶を淹れたが、みたらしの焦げの味が、また、格別であった。
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