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2008.03.30
大宮公園で桜を楽しむ

アクセス;
 さいたま市中央区;埼京線:北与野駅から東武野田線:大宮公園駅(ほぼ氷川参道沿いに自転車) 10Km程


カメラ;
 Pentax K10D

レンズ;
 DA 50−200mm F4−5.6 ED
  (画像添付時に約70%に圧縮)

サブカメラ;
 Ricoh CAPLIO−GX100 24mm-72mmF2.4


 春休みの最中だが、例年出掛けている健保の保養所があいにくどこも満杯だ。美味しい旬の地物(鯛やカワハギなど)が食べられないが実に残念だ。

 そんな訳でせっかくの休みだが、旅行が出来ない低調なものとなってしまっている。子供にはあまり面白くは無いだろうが、ごく近くの大宮公園へ花見へ出掛けてみた。

 どうかと思ったが、自転車につけたサイクル・メーターの積算距離が稼げる(一定の距離をクリアーする都度、ご褒美がもらえるルールになっている)ので思いのほか乗り気だ。ほっとした。

広い歩道を行く
前に見えるのは、新幹線の高架だ。
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 霧敷川の桜(2008.03.29 「桜溢れる霧敷川」)を先ずは眺めて、首都高の側道沿いに大宮へ向かう。首都高自体は地下に潜ってしまうので中央部分(高速の地上部)は公園となっている。その両脇が側道で片側二車線の通りだが、さらにその脇には広い歩道が整備されている。先ずはこの道で鉄道を越え(埼京線、高崎線、東北線などの在来線や新幹線の高架)て武蔵一ノ宮である大宮の氷川神社(2007.11.25 「氷川神社をめぐる」)の長い参道にでる。

 途中、車も通る状態となる参道のケヤキ並木を通って、そのまま神社まで向かうのだ。

氷川神社の参道
参道を行く
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 氷川神社の境内に入って、そのまま神社奥の大宮公園へ行って、そこから大宮アルティージャのスタジアムを越えれば、目指す大宮第二公園だ。

 さいたまでのサッカー人気はアルティージャとレッズに二分されるが、私たちの住んでいる中央区はレッズ寄りだろうか。まあ、レッズの方が歴史が古いし、ファンの層も厚いから仕方がない。浦和あたりで、歩く人に「We Are(ウィー・アー)」と声をかけると「REDS!(レッズ!)」と必ず返事が返ってくる。(We Are Reds)

 美園(みその)の浦和レッズスタジアムの広大さから比較するとアルティージャのスタジアムはなんだか練習場のように感じてしまう。だが、この大宮スタジアム(現在は地元FM放送の名前が付いている)は、1960年に開場された日本初の専用球技場で、現存する最古のサッカー場らしい。現存といっても施設は「NACK5スタジアム大宮(ナック・ファイブ;FMの放送周波数は79.5Mhzのため)」としてリニューアルされている。ちなみに美園は初めて訪れるとその大きさに圧倒される。しかもその大きな客席がほぼ真っ赤なのだ。試合中のゴール前には、幾本もの大旗がはためいて壮観だ。

ぐるりと続く並木
第二公園の外周をぐるりと取り巻く桜の並木

満開時なので、遊歩道が桜のアーチとなっている。
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桜を写す 大きなソメイヨシノ

 公園の外周を満開の桜が取り巻く。

 そんな外周を遊歩道が巡っているので、一回りしてみることにする。一周が1Kmほどだろうか。どこを見ても、満開の桜だ。

 桜の根元では、沢山の人が寛いでいる。しかし、人々には花見というほどの凄まじさは無く、その様子はみな上品だ。

 バーベキューや盛大な宴会を開いている訳ではないので、すごく自然なのだ。都内の桜が美しい公園との一番の違いは、その辺だろうか。この公園が比較的に駅からの距離があるためかも知れない。あるいは雪洞や提灯が無く、規模が広大すぎるために静かな感じなのかも知れない。
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遊歩道にて一休み

 大きな桜の根元に陣取って、私たちも食事をはじめる事にする。

 先日の秋ヶ瀬へのポタ(2008.03.09 「鴨川経由で秋ヶ瀬へ」)の際に持っていった、アルミホイルのなべが付いたうどんがメインだ。それにパックの「おでん」と私のおつまみになるやはりパックの「モツ煮」だ。

 「モツ煮」を最初に見たときには正直ギョッとした。もう何十年も前の話になるが、卒業して就職した会社があった群馬の桐生(きりゅう)市ではポピュラーな食べ物で、社食のメニューにさえ「モツ煮」定食があった。飲み屋さんに行っても突出しで出されたりする内に、すっかり好きになってしまい、たまに食べたくなる。

 長屋の花見のように豪勢でなくとも心を込めた手弁当で楽しみたいところだが、今回はスーパーでの間に合わせだ。急に思い立ったので仕方がないが、子供には少し申し訳ない気がする。

自転車 簡単な食事(お花見)

エスピットの携帯コンロで料理を温め、お湯を沸かした。
肝心の茶葉(台湾茶)を忘れてしまったので、飲んだのはただの白湯だ。
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芝川沿い

芝川沿い まだ続く

 第二公園からそのまま遊歩道的に道が続く。横を流れる芝川の川岸にも、満開の桜が並木となっている。

 視界に続く限りの満開の桜(2008.03.30 「桜に染まる大宮公園」)だ。川を挟んで両岸に続くので、一旦先まで行って対岸を戻り、二倍に楽しむことにする。桜を見に何年かはこの公園へ来ていたが、まさか芝川沿いがこんな様子であるとは想像もしていなかった。だから、この満開の桜を目にしたときには少し驚いてしまった。

 子供も、コンパクトカメラで満開の桜を盛んに写している。カタクリを写した時(2008.03.23 「武蔵野の小京都(小川町)」)のような独自のアングルを工夫して、また写しているのかも知れない。

対岸に大宮第二公園を望む
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 第二公園やその脇の芝川流域(そのまま先で大和田公園となる)は増水時の遊水地として機能するように一帯が整備されている。このため、川岸の土手から対岸までは川の規模に比べてかなり広い範囲で堀状になっている。こうした理由で独特の景観なのだが、その岸を桜が染めているのだ。

 道は車の通行を一部止めているのでのんびりを散歩する人も多い。

 遮蔽物が無いので、冬は寒いし夏は暑いに違いないが、この道は多分、春を楽しむために作ったに違いない。

芝川沿い 芝川沿い
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新都心を望む 八幡橋からの夜桜(霧敷川沿い)