< 絵の具を携帯する >
出先でスケッチして、透明水彩絵の具を使って着彩まで現場で行なう場合、絵の具などの一式を持ち運ぶ必要が出るので、それなりの機能のものを選ぶ必要がある。
小型で軽量、そして持ち運ぶ事が負荷とならない、という点で絵具の種類を改めて考えると、それは<固形絵の具>という選択に行きつく事になるだろう。たとえば、英国製のラウニーやウインザー・ニュートン。発色のいいヴァン・ゴッホなどの海外製品やヌーベル、クサカベなど国内各社の製品、などと豊富な種類があり、色数やセット内容など、販売される状態もさまざまなので好みのものを選べる。
写真に撮ったのは、私が使っているもの(もう、10年近くになるだろうか・・)で、12色の方が<山行(低山ハイキング)>の時に利用するもの。最小構成の水彩セットで、基本色しかないので足りない色は混色して出す必要がある。筆とパレットがセットになって銀行の預金通帳ほどの大きさだ。重さも金属が無いので、それ程ではない。プラスチックのパレットは充分な強度を持っている。
そして、その横が16色のセット。これに自分で選んだ色を7色加えてセット化している。筆のほかに鉛筆が小さなプラスチックの箱の中に機能的に収納できる。
(イエロー系、レッド系、ブルー系、グリーン系、オーカー系とチャコール、それに不透明の白を加えている)
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