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2009.11.23
大宮 「市民の森」 の秋

アクセス;
 JR高崎線 大宮駅

カメラ;
 PENTAX K10D

レンズ;
 PENTAX DA 70mm Limited F2.4
 PENTAX FA 50mm F1.7
 PENTAX DA 18−55mm ALU F3.5−5.6


 (画像添付時に約70%程度に圧縮)



 少し天気が良かったので、出掛ける事にした。

 あまり天候に恵まれなかった三連休の最終日だ。 多分、午後には風が出るだろうからあまり遠くには行かず、近場で紅葉を楽しもうという算段だ。

氷川神社 氷川神社
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 近所にある小学校の校庭の桜葉が大分色付いたのを先日見かけたが、桜並木ならずっと紅葉が楽しめるかもしれない。そう考えたのだ。

 丁度、新都心の横には「見沼代用水(みぬま だいようすい)(2009.09.23 「秋の入り口 (見沼田んぼの彼岸花)の西縁の水路」が流れていて、その岸は大宮の先まで続く桜並木になっている。その水路に沿って行って、大宮公園やその先の自然公園の「市民の森」まで行けば、本格的な森の紅葉が楽しめそうだ。

氷川神社
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 そんな訳で、昼近い時間に家を出た。

 昼食を兼ねたポタリングだ。どこかの店に入ってもいいし、公園で食べてもいい。(結局、途中でお弁当を調達して公園でのんびりと楽しもうという事になったが・・・。)

氷川神社 氷川神社
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氷川神社 氷川神社

 用水沿いの道は帰りに通る事にして、往路は別の道を通る事にした。楽しみは後に取っておこう、と考えたのだ。

 新都心からは、両側を欅の大木で覆われた「氷川参道」が神社まで真っ直ぐにずっと続いている。由緒ある武蔵一ノ宮の「氷川神社(2008.03.30 「大宮公園で桜を楽しむ」) 」へ続く長い直線の参道(一部は一方通行で車が通る)だ。

 さいたま辺りの市街地にあるケヤキの樹も、丁度今頃が美しい紅葉になっている。家の裏手にある「与野 氷川神社」も、通勤で利用している新都心駅の「けやき広場」も、綺麗に紅く染まっている。
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氷川神社

 神社の境内にある紅葉(もみじ)の木は、いつも紅葉の時期になると出掛けていって写している(2008.11.23 「大宮氷川神社の紅葉」)ものだ。

 今日の「もみじ」も明るい日を受けて、輝いて美しかった。

 しばらく池の辺りでもみじを楽しんでから、神社を抜けて「大宮公園」へ向かう事にした。公園の奥には大きな桜の森がある。その森で桜の落ち葉を楽しみながら、途中で調達したお昼を食べることにしよう。

今日のおやつ 今日の自転車
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 西浦和から菖蒲町・桶川とめぐり川越とまわった先日のワンゲル部のポタリング(2009.10.24 「見沼を走って武蔵野の秋を満喫する」)の際に、往路途中の「自然公園(市民の森)」で素敵な場所を見つけた。

 大宮公園での紅葉を充分に楽しんだが、折角なのでそこにも行ってみる事にした。そこには、果てしなく大きな「リスの家」があるのだった。

 「大宮公園」からアルティージャのスタジアムや古い歴史を持った由緒ある野球場の横を抜けて、「第二公園」へ向かう。ここの桜も綺麗に紅葉していて、ピクニックをする家族などが芝生で寛いでいたが、 その公園を抜ける。そして、その先に流れる「芝川」へ出る。芝川脇の道を登っていけば、やがて鬱蒼と茂る森が見えてくる。

 なんだか知らない内に並走している、「親父 一号」および「親父 ニ号」と名付けたハイペースの自転車親父殿達。彼らは通称ママチャリと呼ばれる買い物自転車に乗車しているが、なかなか早くて、追い越して油断してペースを落とすと、すぐ後ろに迫っていたり、気が付くと追い越そうとしていたり、なかなか油断が出来ない。なぜ、狭い道なのに並走しようとするのか、その行動原理が良くわからない。少し鬱陶しく感じる存在だったが、鉄道(東武線)を潜る坂道でその親父達をやっと引き離して、公園へ向かう。

市民の森 市民の森

 公園で見かけた巨大なゲージ、「リスの家」は、前回のポタリングの際は周りを歩いただけだったが、今回は広い内部へと入ってみることにした。

 丁度、餌やり(りすさんの食事時間)で飼育係りの人が、餌場の小さな家(小鳥の小屋のような大きさ)に餌の種類を置いて回っていたところだった。
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市民の森 市民の森

 かなり旺盛な食欲で、ぐんぐん頬を膨らませて一心に食べている。すぐに枝を伝って別の場所へ行ったり、木立の中へ駆け込んで行ったり、楽しい様子が観察できた。

 ゲージに入った子供達は、小さな愛らしい姿を見つけては、眼を輝かせ、盛んに動き回る様子や小さな口いっぱいに種を頬張る様子を熱心に見つめている。
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 遊歩道の脇へリスが出てきた

  遊歩道の脇へリスが出てきた。

  路肩になっている木の脇へ、熱心に穴を掘りはじめた。
熱心に穴を掘る

 ここで飼育されているのは、シマリスだ。私も、リスがこれ程敏捷という事を思わなかったので、枝を伝ったり飛び跳ねたりする、その機敏な動作に少し驚いた。

 ゲージの中に巡らされた遊歩道を歩いていた子供の足元に、一匹が素早く走って来た。そのリスは、近くで子供たちがしゃがんで見守っていても逃げようとはしない。
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リスの掘った後 市民の森

 そのうちリスは熱心に土を掘り出しはじめた。はじめは何をするのだろうと不思議に思っていたが、どうやら口に含んだ種を掘った穴に埋め込むつもりらしい。

 そうか、もうじき厳しい冬になる。そろそろ、冬眠の準備をするのだろう。

 埋めた場所を覚えてはいないのだろうが、わかり易い木の縁を目印にして隠し込む場所を選んでいるところが、実に微笑ましいではないか。
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被せられた葉をそっと退けてみた

 リスが去った後で、巧みに被せられた葉をそっと退けてみた。

 掘られていた土の辺りを良く見ると、きれいに埋められているが、小さな種が顔を出している。写真の中央の白いものが埋め込まれた種(レモンの種に似ている)だ。
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遊歩道を走るリス

森の中をすごい勢いで駆け抜ける姿にばかり気をとられると危ない。

すぐそこの足元にも注意しないと・・・。
市民の森

 「ほらね」と笑いながら、子供がその種を土に押し込んだ。

 ・・・どうやら、リスが埋めた場所を忘れてしまうのに気づいたようだ。

 こうして、たくさんの種子が埋められたままになっているのか、と思うとなんだか楽しくなってきた。文字通り「頬張った」顔でこちらを見るリスの様子が、また一段と可愛らしく思えてきた。

文字通り「頬張る」

文字通り「頬張る」様子。ほほを一杯に張って口の中を種で一杯にする。
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