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2010.06.30
ボク(達?)の自転車

カメラ;
 PENTAX K10D

レンズ;
 PENTAX DFA100mm F2.8 MACRO
 PENTAX FA50m F1.4

 (画像添付時に約30%程度に圧縮)


 やっとと言うか、なんというか・・・。

 子供念願の自転車を調達した。

 もうそろそろ、今の自転車のサイズ(22インチ)では限界だろう。GTのアグレッサー、GIANTのROCK3の在庫切れで購入を断念してから、半年余り(2009.11.23 「ボクの自転車(子供の自転車を選ぶ)」)、ついに今回、憧れの「26インチの自転車」を購入することができた。まずは、メデタシメデタシ、ということだろう。

ATB 24インチ
大宮公園 2009.11
2010モデルのアグレッサー 

有力候補の GT アグレッサー  (メーカ転載許諾済み)

 「マウンテンバイク」にするか、「シティ車、あるいはクロスバイク」にするかは、考えどころだ。

 生活面での利用が主になる自転車だということを考えると、泥除け用のフェンダーや夜道を照らすライト(実はさいたま辺りでは夜道は暗くない)、荷物を入れる前かごなどが標準仕様で付いているシティ車が最右翼だろう。

 家人のターゲットは中学生や高校生が軽やかに乗っているこのあたりにあるらしいが、子供は実用性よりももっとアクティブに行きたいらしい。

 第一の候補はマウンテンバイクだが、クロスバイクも先日始めて私の自転車に乗って随分気に入ったらしく、有力な候補の一つだ。

 詳細な理由は良く判らないが「細いタイヤはダメ」と家人に宣告されたらしく、クロスバイクを候補にするのは、どうやら諦めたらしい。だから購入するのは「マウンテンバイク」という事で落ち着くことになった。

 こうした訳で、また私と子供の「お気に入りの自転車探し」が始まった。
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河川敷での初トライアル

ギャラリーを前に緊張の一瞬 2008.03
秋ヶ瀬でスリップダウン
秋ヶ瀬でスリップダウン 2008.04

 ダイレクトメール(例のプライスダウンセールの案内状)が来たので、暫らくぶりで戸田の「スポーツオーソリティ」へ行った。

 赤羽店(アルガード内)が私の贔屓の店なのだが、最近は足が遠のいている。手慣れた担当氏が異動で他店へ移ってしまい、店舗としての魅力がなくなってしまったためだ。

 戸田店は自転車の組み立てや整備に関する技術的な能力という部分は判らないが、前回の対応での恩義がある。この店(担当氏)なら、また良い対応が期待できそうに思えたのだ。
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 マウンテンバイクは季節がら数台が置かれていた。GTは無くなっていたが、GIANTのほかにプライベートブランドのものや、コールマンやコロンビアの低廉なものが置かれていた。

 コールマンやコロンビアのブランドはアウトドア製品としては一流だろうが、自転車のブランドとしては初めて見かけた。

 さしずめ、埼玉周辺の国産マイナーメーカーが手掛けたものだろう。スキーのトレーニング用に十数年前に購入したマウンテンバイクはそういう自転車だった。内容はトレーニング程度にも充分で、自動車に積み込んで湖を周回したり、峠道を走ったり、当時随分活用した。大活躍したその自転車は、埼玉にある国産自転車メーカーの「中央輪工」のもので、軽量で丈夫。競技や山林(林道やダウンヒル)で利用するわけではなかったので、性能としては充分な内容だった。

 置いてあるそれらのブランド製品をチェックしてみたが、GIANT以外はどれもパーツの設定があまりパッとしないものだった。


 今回もダメかと思っていたら、子供が青いフレームのマウンテンを見つけた。フレームのサイズ表示はXSで、このあたりなら何とか乗れそうだ。

 店員氏にカタログを取り出してもらいメーカーのサイズチャートを調べてみると、Min150とあって、適応身長が子供より僅かに大きい。 同価格帯の他メーカ車の在庫を、前回同様に調べてもらったが、GTもGIANTも在庫切れだった。やはり、XSサイズのフレームは少量生産のようで、店頭在庫しかないようだ。他店へも問い合わせてもらったが、やはり在庫が無い。

 「どうするか?」という事になって、子供の決断に任せることにした。

 青が基調で黒と白のアクセントというこの自転車のカラーリングが気にの入ったらしい。SCOTTのASPECT60(アスペクト60)というトライアル用の入門モデルだ。(少年用ではなく、一般向けのスポーツモデル)

ASPECT60(アスペクト60)

 「ボクはこれがいい!」という事で、めでたくスコット車を購入することにした。


 フロント3段、リア7段の21速、フロントのギアは42x34x24。ロードなどは50x39などだから、やはりトライアルモデルとして最適な中速用のギヤ比設定になっているわけだ。

 車重は14kg。前輪がショックアブソーバとなっているにも拘らず重量を抑えている。これだけ太いフレームで、剛性を出してなお14kgという数値に抑えているのだから、実に優秀なものといえよう。   
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ASPECT60(アスペクト60)

<ハイドロチュービング・オールアルミフレーム>

 実はこのフレームはディスクブレーキシステムへのアップグレードに対応している。既存は通常のVブレーキだが、前後輪ともにディスク化ができる状態になっている。

 ディスクブレーキは、その構造から制動力は太鼓判が押されるものだろうが、自転車部品としての耐久性という面を考えると果たしてどうなのだろう、と考えてしまう。

 まだまだシステムは高額な投資を必要とする。掛けるコストに見合わない危惧があるので、多分付け替えはしないだろう。

 上位互換を考えたフレームだが、もうひとつ「ハイドロチュービング」という製法上の特色があって、剛性を確保した上で軽量化が図られている。さすが、マウンテンの名門「SCOTT」ならではの志向だろう。

 オールアルミで6061アロイが使われている。最近はカーボンが主流になったが、一昔前にはスキーのストックの上級製品に盛んに使われていた素材だ。

ASPECT60−ハイドロチュービング ASPECT60−ハイドロチュービング
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<ブレーキ>

 オーソドックスなVブレーキで、付いているシューは低グレード品。

 すでに新しいシューは調達済みなので、リムのバリが取れた時点で交換の予定。付け替えようとしている新しいシューは、金属製のハウジングはないのだが、剛性がある優れものだ。

Vブレーキ フロント Vブレーキ リア
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<ステム>

 90−100mm程度の長いものが付いている。ハンドル支持は2本のボルトなので、少し強度も弱いようだ。

 XSフレームでトップチューブ長は良いのだが、ハンドルステムが長く、腕が伸びてしまう。今回は65mmのアルミステムへ交換した。



<ハンドル>

 間に合わせ、といった感じの鉄パイプに見えるが、立派なハイテンション鋼製の620mm。左右ともに50mmほどだったものを鉄のこぎりを使って切り取った。形状としてはストレートではなく、20mmのライズ(上昇角)がついている。

 随分狭くなったが、ブレーキに軽く手を掛けた状態が子供の肩幅に合うように調整した。

ステム 短くしたハンドル
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<タイヤ>

 26インチ2.0 (650C40)の極太タイヤだ。アスファルト走行を考えている状態ではなく、完全にオフロードパターンのものが付いている。タイヤの太さが太く接地面が広いように思えるが、ブロックパターンが大振りのため、ロードノイズも大きく路面抵抗も高い。

 パターンも乗りずらいが、使っているタイヤ自体もあまりいいクラス(グレード)のものではないので、少し乗ったら交換しようと考えている。子供が乗るにしても、いっそ、1.5程度でスリック状のものにした方が快適だろう。

タイヤ(26−2.0) タイヤ(26−2.0)
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センタースタンド センタースタンド

<その他>

 何といっても普段使いの子供のものなので、スタンドの取り付けは必須だ。

 コンパクトなセンタースタンドを取り付けた。センターへの取り付けによって、タイヤとフレームを分離した際のコンパクト性を確保する事が出来る。 (この装備、実は私が借りて「輪行(りんこう)」する際の準備というわけだ。)

センタースタンド
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<フロントフォーク>

 フロント・フォークはストローク100mmのショックアブソーバ仕様になっている。骨太で、多少重量がある。稼動部のトップにダイアルがあって、圧力(反発力)の調整が左右独立でできる仕組みになっている。

 「リアにもショックが入っていれば」というのが子供の希望らしいが、街乗りではショック付きである意味がそもそも薄い。フロントさえも、今の利用想定では余剰装備といえよう。本格的な入門クラスのトライアルモデルとしては、当然の装備なのではあるが・・・。

フロントフォーク フロントフォーク(減衰圧の調整)
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ライト ライト

<ライト>

 普段利用での用途として、ハンドルバー上に高輝度LED(白色3灯)を着けた。小型・高能率のもので、子供が利用する夕方の街中ではこれで十分の照度が得られる。

 さらに前ハブの軸部分にマウントするステー(ライト取り付け用の台座)を取り付ける。前輪がショックアブソーバで軸部分に太いフォークがあるが、何とかステーの取り付けができそうだ。トライアル・モデルの本領を発揮して、山際や河川敷の樹林帯などで乗る場合には、私の自転車のようにハブ・ステー部分に強力なライト(路面照射用)を着けようというわけだ。

 安全走行の必須品であるポジションランプは、後部からの視認性の高い赤色のものをシートステー部分に取り付けた。

ライトステー GTR−4のライトステー

ライトステー ポジションランプ
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 子供の感想としては、「この青い色がイイよね」という事で、まずはカラーリングがお気に入りだ。

 改めて全体のカラーリングに触れておこう。

 フレームはトップチューブ前半とダウンチューブ前半のフロント部分が青、シートステーやチェーンステー前半などの中央部分が黒、その後ろが銀でアクセント着けされ、リアエンド部が再び青、というカラーリングがされている。シートポストはハンドルやヘッドセット同様に黒だが、シートは白。そしてフロントのフォークも白になっている。

 中央部の黒が引き締めていて、フロントとリアの青を際立たせ精悍なイメージを醸している。シートとフォークの白が軽やかな雰囲気を高め、ハンドル部分の黒がまたそれを際立たせる。実に鮮やかでいいデザインだと思う。

リアディレーラー(SHIMANO) 付け替えたペダル

ペダルは軽量タイプのスリムなものに交換
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ASPECT60(アスペクト60)

 先日、自転車の乗り方と降り方を教えた。トップチューブに跨って、右足を2時の位置でペダルに乗せて、踏み込みながら発進する。

 左足をペダルに乗せるタイミングでシートに腰を降ろす。降りるのはその逆で、やはりトップチューブに跨って停まるやり方だ。

 なんどか練習して<さま>になった。今日、一緒に乗ってみたら、信号待ちでガードポールを止まり木にして手を添えて停まっていた。クリ―ト付きのシューズにビンディングペダルの状態ではよくやるスタイルだ。

 いつの間におぼえたのか・・・、と思った。
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