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2006.09.02
小湊鉄道 「房総ふれあいの道」を歩く

アクセス;
 JR内房線―八幡宿よりバスにて「こどもの国」、
 または五井駅より小湊鉄道―海士有木(あまありき)駅

カメラ;
 PENTAX Ist−D

レンズ;
 PENTAX DA18−55mm F3.5−5.6 AL

 (画像添付時に約30%に圧縮)


 内房線の八幡宿(やはたじゅく)駅から「こどもの国」行きのバスが出る。25分ほどで到着だ。

 「千葉県こどもの国」http://www.mmjp.or.jp/kodomonokuni-chiba/ は養老川を堰き止めて京葉臨海コンビナートへの工業用水を確保するために建設した山倉ダムと同時に建設したものだ。ダムによる人造湖の中ノ島(一部対岸)を利用した施設ではあるが、自然いっぱいの敷地が広がっている。

 広い芝生広場やフィールドアスレチック、室内(3階分)のジャングルジムなど、施設や設備も豊富だ。

 園内の橋(中ノ島から対岸へ)を渡った先にあるゴーカート(普通免許が必要)などは、驚くほどコースの距離があり乗り応え満点で、一緒にハンドル操作が出来る子供は勿論だが、親も大満足だ。トンネルや踏み切りもある汽車や、激突して遊ぶ変なゴーカート(トリッピングカー)など、どれも安心の価格設定で、一日楽しく遊ぶことが出来る。

<2007.03 現在「こどもの国」は休園中なので、ご注意ください>

「こどもの国」
「こどもの国」の中央芝生広場
「こどもの国」横の人造湖
山倉ダムによる人造湖
「こどもの国」の施設を取り巻いて広がる
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駅へ向かう途中の古い民家
古い民家の土蔵。
民家の庭先の古木

 「こどもの国」へもアクセスはバスや車を利用するが、一番近い駅は小湊(こみなと)鉄道の「海士有木(あまありき)駅」だ。徒歩で20から30分といったところか。その駅までは、「房総ふれあいの道」が続く。

 我が家には、ちょっと熱心な鉄道ファンがいるので、小湊鉄道ははずせない。前回の浜金谷((2006.04.08 「近海物 活造りにて進級を祝う (浜金谷)」)での目的は「TEPCO地球館」だったが、今回は「千葉こどもの国」が旅の目的だ。

 ・・でも私が思うに、前回の千葉モノレールと同様に、本当の旅の目的は、この小湊鉄道への乗車に違いない。

 こどもの国で遊んだ後は、往路と異なりバスではなく徒歩でダム湖の横を抜けて、「ふれあいの道」へと進み海士有木駅へと向かったのであった。湖の土手から少し降りたところに、竹林に囲まれた昔ながらの集落があった。その集落の中の細い道を進んだのであるが、古い土蔵のある民家があり、庭先の木がたいそう見事であった。私は思わずその様子を何枚か写真に収めた。

その古木は、塀も構成している 小さい秋、みつけた

 その民家の庭先には、上の写真で紹介した古木のほかに栗の木があるらしく、道に栗の実が落ちていた。 

 ずいぶん暑い日だったが、こうして少しづつ<実りの秋>が着実に近づいている。栗の実を写真に収めて納得し、まずいかなとは思ったが道端でもあったので2粒の実をそのまま頂いて来た。(後日、この実とは、ほんの少しの「くりご飯」となって食膳で再会した。自然の恵みと古い家の目こぼしに感謝し、おいしく頂いた。)
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房総、ふれあいの道房総、ふれあいの道
田の中を続く
ちょっとした集落を抜けると、
あとは駅まで、田が続く

 集落を抜けると、そこには田園風景が広がる。稲穂の輝く田の中の「ふれあいの道」は駅まで続いていく。

 さいたま市あたりでは、実をつけた稲穂が頭をたれ始めたばかりだが、さすがに房総は気候が温暖なのだ。もう刈り入れている田があるのには少し驚いた。

 日に照らされて輝く稲穂を写真に収め、田の中の小川(護岸していない昔の様子が残っている)を覗いたりと、楽しい道のりが続くのであった。

夏を惜しむ強い日差しに稲穂が輝く夏を惜しむような強い日差し
早くも収穫

輝く、稲穂
畦に咲く
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踏み切りより、駅(海士有木)を望む
小湊鉄道 海士有木(あまありき)駅

踏み切りから (のんびりとした単線の様子)
駅構内の様子


小湊鉄道 海士有木(あまありき)駅田園の中の駅(海士有木駅)

 輝く稲穂に溢れる田の中を抜けると、また集落が始まる。そしてその集落の中央に、目指す「海士有木(あまありき)駅」がある。

 さいたま市では、珍しくなってしまった踏み切りを越えると、そこがもう駅舎だ。(ちなみに踏切には遮断機がなかった。)

 駅舎に着くと、ちょうどJR五井駅へ向かう列車が間近に来るところだった。待合室では居眠りをする人が幾人かいたが、その人たちは、列車がきても起き出しはしなかった。のんびりとしたものだ。線路沿いは風の通り道らしく涼しかったので、ひょっとすると、あの人たちは列車に乗るのではなく暑い日を爽やかな風に満ちた駅舎で涼んでいたのかも知れない。

 列車と書いたが、それは連結されておらず、一両の状態でやってきた。電気ではなくディーゼルなので、電車でもない。英語でいえば、列車の一両(車両)はCARだが、日本語ではなんと言うのだろうか?

待合室のベンチで寝ていた人は、電車が来ても乗らなかった

小湊鉄道 五井駅の様子
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保田の海岸へ磯を求めて 家人はすばやくタオラーに変身だ 海岸へ向かう (磯を求めて)

< 房総ふれあいの道 番外編 (保田から勝山―道の駅きょなん へ) >

 浜金谷から内房線を一駅乗った先は保田駅で、浜金谷駅からは「元名(もとな)海水浴場」の先となるのであるが、日本海水浴場発祥の地とされる「保田(ほた)海水浴場」がある。元名ではちょうど良い磯があるのだが、今回は保田まで行って、過ぎ行く夏を惜しんで、波遊び(磯遊び)をすることにした。

 駅からまじかのところに1Kmの浜が続く海水浴場があるのだが、磯(岩場)があればそこで遊びたかったので、少し歩くことにした。

 保田の漁港方面へ向かったが、想像するような磯はなかなか現れず、どこまでも歩くことになった。漁港を抜け有名な漁港直営の食堂「ばんや」のさらに先に道の駅があり、その先に目指す浜があった。「ばんや」の海鮮丼も目的ではあったが、すさまじい混みようでとても寄る気にはなれなかった。残念だったが、道の駅の手前のスーパーで新鮮な刺身を仕入れ、浜での昼食とした。
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保田魚港 港

 道の駅の横の物産館でも天日干し(建物の前の敷地で干して作っている)の美味しそうな干物などがあり、帰りに色々と調達した。(お酒のおつまみでなじみ深い「剣先いか」が3枚で150円、や小鯵や目刺しなど、どれもリーズナブル)

 浜で遊んで、満足はしたが、保田駅から歩くには少しきついは3キロ近いの距離になってしまった。

保田の海岸の浜辺にて 道の駅(きょなん)にて
 菱川師宣記念館があり、道の駅「鋸南(きょなん)」がある。
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