「与野夜祭り」は毎年恒例で、土曜・日曜の2日間に渡って開かれる。大宮のお祭りは、花火もカーニバルがある祭りもみな高飛車に「日にち」だ。曜日ではなく、たとえば花火は30日というと、まっしぐらに30日に開催されるのだ。多くの勤め人をなんだと思っているのだろう。そこへいくと与野はいい。我々に優しく、日にちがずれても土日曜を守ってくれる。小さな町だが与野のこういう姿勢がいい、と思う。「中央区」になってしまって与野はなくなっているのが残念だが、こうして律儀に曜日で行われるのが、以前紹介している八雲神社の夏祭り、「与野 夜祭り」だ。
去年は雨で結局駄目だったが、今年は念願の上町の<お神輿>を担ぐことにしたようだ。数えた訳ではないので実数は判らないが、熱暑の中を30人程の子供達が頑張って、時には交代しながら担いでいた。
さいたまの土曜日の気温は35度。強烈な日差しと暑さであった。
そんな熱暑の中、昼の一時に出発なのだからたまらない。一緒に付いて歩いていると、アスファルトの照り返しで眼が眩みそうだ。しかも、子供達の熱気がそれに加わっているから、まるで大きな熱の塊が移動しているようだ。
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