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2007.05.19
市原ぞうの国で遊ぶ

アクセス;
 JR内房線―五井駅より小湊鉄道:高滝駅より送迎

カメラ;
 PENTAX Ist−D

レンズ;
 PENTAX DA18−55mm F3.5−5.6 AL
サブカメラ
 Pentax OPTIO S4i

  (いずれも画像添付時に約30%に圧縮)



 市原ぞうの国へ行った。ここでは、国内最多数のぞうを飼育しているということで「ぞうの国」というらしい。

 JR内房線の五井(ごい)駅から小湊鉄道 (2006.09.02 「房総ふれあいの道をあるく」)で上総牛久(かずさうしく)駅へ行き、そこから送迎バスを利用するのがNet上で紹介されたポピュラーな
パターンだ。

 もう少し先の高滝(たかたき)からも送迎があり、こちらは渋滞がなく時間が読めるのでお勧めだ。

 小湊鉄道には、車掌さんが居て乗り継いでからでも切符が買える。ぞうの国の入場券と往復の乗車券がセットになってお得な割引券がある。Webページでの割り引きは一割なので、比較するとかなりお得だろう。

五井駅から小湊鉄道を利用する
小湊鉄道の様子
子供達の力作が飾られた車内
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乗車券と入場券のセット
往復の乗車券と入場券がセットになっている。
てきぱきとした車掌さん
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 着いた高滝(たかたき)駅は無人駅だったが、ちょっとした駅舎がある。駅前に送迎が待機しており待つことなく出発できたのは、送迎の予約制(前日までに電話にて受け付けておく)のおかげだ。

 途中、大きな湖を抜け、里山の小高い丘を登っていく。その丘の中腹あたりが、「ぞうの国」の入り口だ。

 施設は、この丘の南斜面を利用して、その自然を巧みに取り入れて効率よく広がっている。里山ひとつ分といった状態なので、斜面も急ではなく、ちょうど良い広さで園内の移動自体は楽なものだ。

ぞうの国の全貌(里山の南斜面に広がる)


里山の南斜面に広がる
まずはキリン
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ぞうさんライドの整理券

ぞうさんライドの整理券
勢ぞろい
勢ぞろい

 入り口を入って売店の横を抜けると、大きなキリンが出迎えてくれる。

 その奥に、客席を回りに伴った砂地がある。この園のメインであるぞうたちがアトラクションを行う「ぞうさんショー広場」だ。そこには、サッカーゴールやいくつかの丈夫な踏み台が置かれている。

 その横の一番奥には、公園のジャングルジムほどの高さがあるプラットフォームがある。そこに上る階段は急ではないが、3mほどもあるのではなかろうか。予約制のチケットを買ってぞうの背に乗ることにしているが、そこから乗るのだろう。想像以上に、ぞうの背は高いような気がする。予約制なのは、体調管理のために参加人数を制限しているためだという。私は、ショーの始まる前に購入しておいた。

サッカーをしている
サッカーをしている。ゴールポストが小さく見える。
地形をたくみに利用して斜面に広がる

広場を取り巻くのは
半円状に準備された
緩やかな階段状の客席だ。


平坦な広場から、
丘の斜面へと続くスロープに
工夫されて作られている。
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ショーの最後は客席への挨拶

 ショーの最後は客席への挨拶
ぞうの背中から

実は、ぞうに乗っている間の撮影は禁止だ

 私たちは、ぞうの登場を正面の客席の3列目に陣取って待つことにした。

 何回かのアナウンスの後、上の斜面にいる(勿論ゲージの中)サル達が声を上げて騒ぎ出した。みると、木の上を幾人かの人がゆっくりと移動している。 お揃いのシャツを着た「ぞう使い」達が、ぞうの背に乗って揺られていた。


 ショーは盛りだくさんで、行進しながらの挨拶、楽器の演奏、サッカー、バスケット、前足を上げての決めポーズ、など愉快で安心して楽しめるものだった。

 鼻へぶら下がっての記念撮影、ぞうにお使いを頼むことができるお買い物(「はじめてのお使い」の音楽がながれ、本物の札をぞうに渡すとぬいぐるみを買ってきてくれる)、などもあったが、施設の維持(費用)を考えれば、これは仕方があるまい。

私たちが乗ったぞうだ モルモットにえさをやる
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現れたプレーリードッグ ぞうが丘を登ってきた

 ショーが終わったので、広場を後にして丘の頂上を目指すことにした。

 広場の横にある熊やエミュー、オウムやサル達の檻やゲージをすぎて、少し登るとまた別の動物達の檻がある。ビーバーやアライグマ、レッサーパンダなどだ。さらに、なぜかつながりが判らないが、ペンギンや北極きつね、アザラシやトナカイなど北の海の生き物達が続く。

 そのすぐ横に、ハムスターやプレーリードックや七面鳥の檻がある。ちょっと変な感じだが、園の広さを考えれば、こうなってしまうのだろう。

 さらにその上のエリアには、カンガルー、チンパンジー、トラ、ジャガーなどがいる。

 丘の頂上には、ぞうの飼育舎があり、ショーを終えたぞうたちは斜面を登って帰ってくる。園内の道を来るので、すぐ脇きで通る姿を見物することができる。さすがに間近で見ると、見上げるような巨体なので圧倒的な迫力がある。

間近に巨体が通る ぞうの鼻に乗る

'07.05.03に生まれたらしい 餌付けを試みる
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 この園の動物達は、子供に人気のある動物を中心に集めた感じだろうか。

 こことはまったく違う場所だし関連も無いのだが、なんだか浅草の「花やしき」を思い出してしまった。

 この園の、非常によい点は、ハムスターやウサギなどの小動物、ヤギやひつじ、カピパラやワラビーのような小型種(名前を忘れてしまった)、は直接檻の中に入って触れ合うことが出来ることだ。(出入り口にはプッシュ式のアルコール消毒薬が用意されているので、安心だ。)

 園の入り口では、小さなバケツに入ったえさが販売されている。ニンジンやキャベツなどなので、ペンギンやアザラシ、トラなどには与えることは出来ないが、これを買えば、直接触れ合えるばかりでなく、多くの動物に自由に直接えさを食べさせることが出来る。

とても臆病で、なかなか食べてはくれない レッサーパンダ

映画でもおなじみ ちょっと綺麗な鳥

 丘の上には、「つみきハウス」とういお土産のショップとウッディヒルというレストランがある。どちらもさほど混雑していないので、ゆったりを休憩することができる。

 「つみきハウス」は映画の記念館にもなっている。少し前に話題となった「星になった少年」がそれだ。

 ちなみに、この施設の園長さんは、この映画の原作者とのことだ。映画に登場する「ランディ」に会えるだけでなく、その背中に乗ることができる。

次の出番だ ふれあいの場所へもう一度
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高滝の駅
のんびりした高滝駅の様子
のどかな駅の様子 (すこし眠くなってくる)高滝の駅

 「市原ぞうの国」ですっかり寛いで、また送迎の車で高滝(たかたき)の駅へ戻る。

 高滝の駅へ到着したJR五井(ごい)駅へ向かう列車は、列車ではなく一両の編成であった。首都圏のJRに乗っているとレールの継ぎ目を感じることはほとんど無いが、小湊鉄道は今では珍しいショート・レールでがたごとと揺られて、のんびりと五井駅へと向かった。

帰りの電車は一両で到着 五井駅の名物;あさりめし

買い込んだ「あさり飯」  駅では、下り列車まで間があるので、
名物の「あさりめし」を仕入れた。


さすが地元の旬の味というか、
これが大層美味しく、驚いてしまった。
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今夜の宿泊は金谷城だ
新鮮なうみの幸が並ぶ
石鯛 活造り

 今夜の宿泊は、健保(健康保険組合)の保養所の金谷城(2006.04.08;近海もの活造りにて進級を祝う)だ。

 新鮮な魚介類が売り物だが、今回は石鯛を追加でお願いした。こりっと新鮮な歯ごたえに、私はお銚子をお願いし、すっかり気分が良くなった。

 食べ初めて随分たったが、気づいてみると鯛はまだ生きていて口を動かしていた。ちょっと驚いたが、子供の頃と違い食べられなくなるようなことは無い。異国のひとはこれをみたら駄目だろうな、と思いながらこの国に生まれたことを感謝した。これ以上の新鮮さはないわけで、ありがたく頂戴した。

 去年もしたが、最後はこの鯛でお茶漬けを作って楽しんだ。

作成した石鯛のお茶漬け
作成した石鯛のお茶漬け
剛毅に2皿
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朝の金谷漁港朝の金谷漁港 翌日は快晴だ。
JR、<駅からハイキング>の企画

鋸山ハイキング」日和だ。